しりとりで人の輪をひろげよう!いいです。

~一部引用開始~

数週間前から何人かの広告系ブロガーさんが取り上げてますが、高橋酒造の「しりとりで人のわをひろげよう!」キャンペーンが秀逸です。




マーケット全体で低アルコール化が進む中で、重アルコール系は相当な苦戦を強いられている。

短期的な売上やコンバージョン重視のキャンペーンが増加する中、商品の持つ世界観や、商品を消費することによって「頭で」味わえるメンタルベネフィット(ここでは「ほんわかする」というメッセージ)や、「しろ」という商品の指名検索数を増やすこと(リスティングは待ち伏せ広告なので、まず待ち伏せるまえにそこに来てもらえるよう(検索してもらえるよう)な動機付けをしなければならない)に取り組んでいるように感じます。そういう意味では、クライアント様もプロデュースしているエージェンシーにも拍手、ですね。

このサイト(キャンペーン)、いろんなギミックがたっぷりです。詳しくはサイトで直接体験してみてください。そして、このキャンペーンに触れた後、高橋酒造の焼酎(「しろ」とか)に対するパーセプション(認識)がどのように変化したのかも自分で感じてみてください。

~一部引用終了~

引用元:イケダノリユキのcommunitainment Blog

■おそらく目的:
高橋酒造の重アルコール(しろ)の売上拡大
特に、若い男女がマーケット全体で重アルコールを飲まなくなった。


■おそらく課題:
若い男女のパーセプションを変化させ、飲んでもらいたい。

「重アルコール=おじさんが飲むもの」

「重アルコール=私たちの商品でもある」

とはいえ、上記の世代は様々なお酒メーカーの
キャンペーンでちょいと食傷気味。

で、どうする?


■企画案:しりとりで人の輪をひろげよう
・おそらくターゲット:
「重アルコール=おじさんが飲むもの」と思っている若い男女

・商品(企業)哲学:
お酒を通して、人と人を近づけたい。

人と人の間に存在している、
ある種の溝を埋めて、世の中を幸せにしたい。

・商品価値:
特徴的な真っ白いパッケージ
お酒を飲んだ時の酔い。

・おそらくメッセージ:
ほんわかする。

商品特性の真っ白のパッケージと
お酒を飲んだときの感覚をあわせて、
重アルコールらしくない真っ白いゆる〜い世界観を実現。

また、企業哲学でもある人と人を近づけたいという想いを、
言葉の遊び発想で、しりとりをエンターテイメントに仕立てる。

ゆる〜い世界観の中で、
人と人のつながりを感じてほんわかしてほしい。

そこに「しろ」があれば、うれしい。

こんなメッセージを感じた。

・キャラクター
すんごいかわいい感じです。

・しりとりのエンターテイメント性
簡単に始められる工夫や、
みんなで何かをやるというモチベーションの上げ方、
順番待ちの見せ方、いい感じです。

・おそらく目標:
サイトのimp、商品の指名検索数、
ブログパーツ配布数、ブログなどの会話数

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