「わかる」は「分ける」。

~抜粋引用開始~

物事は「分ける」ことで「わかる」ようになる。「わかる」とは物事やものの特性などを、新しい切り口で「分ける」ことである。そしてこの分け方の視点がそのままアイデアとなる。

例えば、誰もがオンリーワンな存在なのだから、ナンバーワンになろうとする必要ない、という歌詞では、「ナンバーワン」と「ナンバーツー」ではなく、「ナンバーワン」と「オンリーワン」を対比させている。

キレイに分けられているから、受け取る側も「どちらがいいのかな」と自分で考えて歌の世界に参加出来る。うまく「分ける」ことができれば「わかって」もらえるのである。

~抜粋引用終了~

引用元:プロフェッショナルアイディア

↑ひどく共感。

新しい概念は、「Aではなく、Bである。」という視点の集合体であることが往々にして多い。これは上記のように、「わける」ことで「わかる」ようになっているのだと最近、つくづく思う。この切り口の視点によりアイデアが生まれるのだ。

だから、ボクは自分のなかでモヤモヤとした概念の方向性ができたら、その概念が「〜ではなく、〜である。」と考えるようにしている。その切り口の視点の集合体が概念であり、コンセプトなのだ。その切り口の視点は言葉であるから、出来るだけ概念を表す言葉のレパートリーを抱えておくことが肝要なのだ。

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